2008.2.27 NTTのNGNに未来はない
NTT
がNGN(次世代通信ネットワーク)に向けて動いている。
今春にもサービスをはじめるようだが、いったいどういうサービスなのだろうか。
ひと言で言えば、光ファイバーでネットも電話もテレビもやってしまおうという
サービス。そして電話などは信頼性を高め、ネットなども独自課金などを
可能にする。
「なーんだ、いまと変わらないじゃないか」
その通り。NTTの都合の良いように製品化したサービスなのです。
いま現在、光ファイバーが普及していますがそれはNTTの営業や技術が
優れていたわけではなく、事実上、競合他社がいなかったことや
YouTube、ニコニコ動画などのリッチコンテンツの恩恵があります。
決してNTTの力ではない。
以前、ひかり電話は大規模な障害を起こしました。
そして音質も保証されているとは言い難かった。それを克服し
(NTTは元電話会社ですよ?)ネットとテレビを取り込もうとしている。
そううまくいくだろうか。
わたし自身はNTTと無縁の生活をしています。プロバイダも回線も
電話もNTTじゃない。テレホーダイ(夜中だけネットが定額だった)や
ISDNで完全にNTTへの失望が拡大しました。
それに加え、強引な営業活動で知られます。関連会社の情報を駆使し
(勝手に使い)何度も何度も勧誘してきます。
このサービスをソフトバンクやKDDIがやるとなれば、わたしは歓迎します。
ADSLをここまで低価格にしたのはYahoo!BBのお陰ですし、競合他社として
KDDIにはがんばってもらわないといけない。
(新規参入が増えないのはNTTとまともに勝負できる土壌がないため。
独占している)
ネットで良く言われることがハードよりソフトということ。
YouTube、ニコニコ動画、インターネットラジオ、Yahoo!動画など
速い回線を要求するようになってはじめて光ファイバー(ハード)が
活きてくる。道路(ハード)を作れば勝手にクルマが走ってくれて
道の駅にお金を落としてくれるとは限らない。
ハードのトップシェア、NECや日本HPなどはマイクロソフト、グーグルなど
に比べ儲かっているでしょうか。IBMはハードを売り払い、システム構築
などの業務ソフトウェアの仕事をしています。
「NTTだから安心だ」とか「NTTだから便利になる」というのは虚像です。
ソフトウェアが切磋琢磨してはじめてNTTの技術が必要になる。
その辺を含め、ソフトバンクやKDDIの動きを注視したいと思います。
2008.3.5