2008.2.26 CeleronとCore 2 Duoは価格差だけか?
Celeron
とCore 2 Duoは価格差だけか?
主にノートPCを買う場合、CPUにCeleron(セレロン)Dと
Coree 2 Duoがあります。何が違うのでしょう。
簡単に言って、Coree 2 Duoの方が速くて高くて消費電力が
少ない。いいことずくめ? そうです。消費電力が少ない
と言うことはバッテリーの長持ちを意味します。
それに対してCeleron Dは遅くて安くて消費電力が多い。
つまりCoree 2 Duoでインテルは良い仕事をしたのです。
Vistaは高速のCPUと大容量のメモリーを要求しますから
高くてもCoree 2 Duoを買うことをおすすめします。
ではなぜCeleron Dが売られているのでしょうか?
Pentium Mでもいいと思いませんか?
そこはインテルの戦略で新しいチップを発売する際、
直前にチップの値段を大胆に下げ、売りさばき
発売を中止してしまうのです。
パソコンメーカーにしてみるとインテルに「もうないよ」
と言われればそれまでです(AMDを使うという手もあります)。
そこでいま現在、インテルが出しているノートPC向けCPUは
Coree 2 DuoとCeleron Dになっているということです。
ちょっと脇道にそれますが、いままでCPUで使ってきた
クロック数をインテルはなぜ使わなくなったのでしょう。
それはクルマやバイクで○○ccという単語があまり使われなく
なったのと同じでクロック数は(もはや快適なレベルに達して)
意味をなさないですよとインテルは言いたいのです。
しかし実際はインテルは1つのチップで3GHzまでの製品を作るのが
限界でそれからは2つのチップを1つに見せかけてCPUの
能力アップという(Coree 2 Duo)方法をとりました。
QuadというCPUは4つのチップを使っています。(それを1つに
見せている)
苦肉の策と思えたこの方法が、実はよい選択だった。
CPUを3Ghz以上にすればもっと熱を持ちますし(ファンを
つかって強力に冷やす必要があるし、ノートPCでは事実上
使えなくなる)CPUの内部構造もつじつ合わせで複雑に
なりすぎていた(昔のソフトが使えるようにするには
互換性と言ってつじつまを合わせる必要があって
CPUの構造はもはや限界に達していた)。
コロンブスの卵ですが、結果的にはAppleのMacintoshにも
採用され高く評価されました。
さて最後にCeleronですが、Pentiumとなにが違うのでしょう。
むかし、Pentiumは主力製品で結構高かった。コストパフォーマンス
(値段に対する性能比)を重視する客からは安いチップはないか
と言われ、2次キャッシュという特別なメモリーを半減して
客の要望に応えました。それがCeleronです。Celeron DのDとは
むかしクロック数で表していたものをインテルのCPU快適化宣言で
廃止されたものをCeleron D 620(例です)など抽象的な言い方に
変えたもの。
つまりCPUの歴史から言うとCeleronはCoree 2 Duoに比べて
2世代ぐらい遅れたCPUと言えます。
CPUをCeleron Dにしてその余裕資金でMS Officeを買うなど
賢い選択もありますが、Celeron Dは遅い上に消費電力も
食うのでバッテリーの持ちが良くありません。
わたしはできるだけCoree 2 Duoをおすすめします。

2008.2.26