2008.4.26 いまの若者が子どもを望まない理由
わ
たしはずっと団塊の世代に若者が子どもを望まない理由を説明しようとしていたが個人的なことであり、あまり説明しないまま来てしまった。
ある芸能人の離婚の報が入った。女優は子どもを望んで彼がいてという未来を描いたそうだが、彼とはタイミングが合わず彼も仕事優先で子どもはまだ先のこと
と考えていたらしい。
わたしは33才だが子どもを望まない望まない理由は『自分が嫌いでその分身を作る気にはならない』という自分勝手なものだ。
人の歴史を紡いでいくということから見れば自分が嫌いなど小さな問題だが、個人的に世の中に絶望している自分にとって「なぜ子供を作るのか」という深い問
題に答えが出せず、逃避したままだ。自分が嫌い、世の中に絶望しているからそこに自分の分身であるかわいい息子や娘を放り込みたくない、これが正直な思い
なのである。
街を歩いていると子どもに遭遇する。かわいいと思う。自分の息子や娘にはこんな教育をして・・・と未来が膨らむ。しかし先に言った子ども観に代わりはな
く、将来結婚しても望んで子供を作らないかもしれない。
団塊の世代は、そんな世の中にしてしまったことに後悔するかもしれないが、米国を除き、少子化は先進国共通の問題だ。やはり人間はそんなに豊かになっても
幸福にはならないらしい。
稚拙な考えを書いてしまった。もうひとつ。高度経済成長期などと比べて明るい未来を描けないので、子供を持つという責任が経済的にあまりにも重いリスクに
なっている点も上げられる。自分たちが食べるのに精一杯なのに子供を作れるはずがない、という思いだ。
自分たちが同世代の子供を持つ世帯と比べて負け組になるのは承知している。しかし無責任に子供を作る気にはならないし、自分が一杯いっぱいのまま子どもに
未来を託すということもできずにいる。
やはり幸福というものは頭でわかっていてもなかなか実現できないもののようだ。
2008.4.26